制服

「これくらいの大きさのポーチ見なかった？」学校で一番かわいいと噂されている松井さんがボクの顔を至近距離で覗き込みながら聞いてきた。放課後の教室で2人きり。緊張して上手く言葉が出てこない。そんなボクを見て松井さんは「今、私のことかわいいって思ってたでしょ？」と見透かしたようにイタズラっぽくニヤっと笑う。そして図星を突かれ、強がるボクをからかうように「目を逸らしたら負けゲームしようよ。」と誘ってきて…。 ※この作品はバイノーラル録音されておりますが、視点移動により音声が連動するものではありません。

教師失格だ… 生徒と恋に落ちてしまった 咲花はとにかく笑顔が可愛い この笑顔に癒されてるうちに 心まで奪われてしまったんだ 関係性がバレると大変だから 卒業するまでは 肉体関係になるのは我慢しようって 約束した…約束したのに… 文化祭の片付けをしていたときに 他の教え子から告白された もちろん断ったのだけど 一部始終をみていた咲花が頭を打ったから 保健室に運んで欲しいと言い出した 仮病だ 嫉妬したらしい… 「誰かに奪われちゃうかもって思ったら怖くなった…」 先生の特別な存在になりたい… 卒業まで待てないよ…先生、エッチしよ？」 とてもわかりやすくストレートだった… 文化祭の独特な空気感… 保健室で二人きり… 青春の思い出を作ってしまった… 一線を超えてしまった… あそこで断ったら男じゃない 教師である前に男なんだ だから、後悔はない。